Twitterのダイレクトメッセージは、デフォルトではフォローしているユーザーからのみ受け取る設定になっています。フォローしていないアカウントからもメッセージを受信するように設定することもできます。
全てのアカウントからダイレクトメッセージを受信する設定にしている場合、フォローしていないアカウントから送付されたメッセージは、メッセージ リクエスト タブ(ページ)に表示されます。
全てのアカウントからのメッセージを受け付ける設定は、より多くのアカウントとメッセージでやり取りする機会を得ることができますが、スパムや嫌がらせ、中傷的、攻撃的なメッセージを受け取る可能性もあります。
2019年8月15日にTwitterが好ましくないと思われるメッセージをフォローしていないアカウントから受信した場合にはフィルターする機能をテストしているとツイートで公開しました。
Unwanted messages aren’t fun. So we’re testing a filter in your DM requests to keep those out of sight, out of mind. pic.twitter.com/Sg5idjdeVv
— Twitter Support (@TwitterSupport) August 15, 2019
好ましくないメッセージを分別して取り扱う機能テスト
以下、Twitterが公開したテスト中のメッセージ分別機能を紹介します。
メッセージのページを表示すると、受信したメッセージの一覧リストの上にメッセージ・リクエストへのリンクが表示されます。
メッセージリクエストをクリック、またはタップすると、フォローしていないアカウントから届いたメッセージがリスト表示されます。
表示されているメッセージリストの下に”Show additional messages, including those that may contain offensive content” (更に不適切な内容が含まれているかもしれないメッセージを追加表示しますか?)とメッセージが表示されます。不適切な可能性のある分別されたメッセージを表示する場合は、Show (表示する)をタップ、またはクリックします。
分別された不適切な内容が含まれているかもしれないメッセージの概要(送信元アカウント名とスニペット(序文))が表示されます。
中傷的な内容が含まれるとシステムが判定した場合には、その旨のメッセージが表示されます。(例:このメッセージは、中傷的な内容が含まれている可能性があります。)それ程問題なさそうな内容の場合は、序文・概要が表示されます。(以下の画像の2番目のメッセージ。ただし、フォローを求めるスパムの可能性があります。)
これらの分別されたメッセージは、右側にゴミ箱のアイコンが赤で表示されています。アイコンをタップすると、削除確認のメッセージが表示されます。「削除 (Delete)」をタップすれば、メッセージは削除されます。
全てのアカウントからメッセージを受け取る設定にしていると、スパムや不適切なメッセージを受け取る可能性があるので、この機能は便利で有効だと思います。まだテスト段階とのことですが、正式に導入して欲しいです。
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