T2は、元Twitter社員のSarah OhとGabor Oselleが創業したアメリカのソーシャルメディア企業で、Twitterと似たテキストを中心にしたソーシャルネットワークプラットフォームを提供しています。2023年6月末現在、招待制のベータの状況です。ただし、サイトの内容(コンテンツ)はメンバーでなくても見ることができます。
背景・歴史
T2を設立する前、Cselleは、現在は閉鎖されたGoogleのArea 120 インキュベーターで新しい消費者製品のインキュベーションを監督していました。Cselleは、2014年から2016年までの間、Twitterのグループ・プロダクト・マネージャーとして、コンスーマー・プロダクトの業務に携わり、Twitterのログアウト・ホームページの再立ち上げやTwitterのモバイル対応に携わっていました。
Sarah Ohは、トラスト&セーフティ(信頼と安全)のエグゼクティブとして、Twitterとその前はFacebookで働いており、Elon MuskによるTwitterの買収後の最初のラウンドのレイオフでTwitterを解雇されました。
2022年11月にOhは、Gabor Cselleと共にT2を設立しました。2023年、T2は元Discord シニア・エンジニアリング・ディレクターのMichael Greerをチーフ・テクノロジー・オフィサーとして採用しました。
プラットフォーム
プラットフォームの名称、T2は暫定的なもので将来変更となる可能性があります。
T2は、投稿当たり最大280字のテキストをメインにしたソーシャルネットワークです。Cselle氏は、T2プラットフォームはTwitterのオリジナルプラットフォームに似たものにできるだけしたいという希望を持っていると語っています。
T2は、ユーザーの認証などセキュリティ・安全機能に力を入れる方針を持っています。
4月25日にT2は、招待制でプラットフォームの導入を行いました。現状、T2のソーシャルプラットフォームは、モバイルアプリはなく、Webクライアントのみでブラウザーを使用してアクセスして利用する形態となっています。
T2の公式ウェブサイト: https://t2.social/