Twitterは非常に強力な検索オプション機能があります。ここでは、そのオプションを使用した事例を紹介します。また、この検索オプションは非常に便利ですが、実際に試してみると古いツイートの検索には向かない様でした。
(追記: 実際に色々と条件を設定して検索してみました。結論を言うと、現時点で自分が試してみた限りの印象としては、残念ながら、探しているツイートが見つかる事はかなり少なかったです。私が試したのは個人のツイートです。有名人やアクセス数が多いツイートの場合は、検索条件を設定してうまく動く可能性もあると思います。個人アカウントでの条件検索は、まだまだ改善の余地があると思います。留意点として、後で説明致します。)
Twitterには以下の様な検索オプションが用意されています。
これらのいくつかを覚えれば色々使える事が分かります。尚、Twitterの提供する”高度な検索”のページ(本ページの最後に追記しています)から、検索条件を指定してさーちすることもできます。
まずは基本的な物で、覚えやすく、実用的ものとして、以下の三つをここでは推奨します。
- AND: 単純に二つの単語を入力し、検索した場合、その二つの単語両方を含むツイートが検索結果として表示されます。
- OR: “A or B” と入力した場合、AかBのどちらか、または両方を含むツイートが検索結果として表示されます。
- マイナス: ”A – B”と入力した場合、Aと言う単語を含んで、Bは含まない結果が表示されます。
少なくとも最初の二つは覚えておくと良いと思います。ここでは1の使用例を紹介します。
検索例: 自分のアカウントで”ワールドカップ”の単語が入っているツイートを検索します。
検索ワード: ”自分のアカウントのユーザー名: @TwitGuideJapan”と”ワールドカップ”
注:検索ワードはアカウント名でも使えます。自分のアカウントのユーザー名を入力する事で、自分のツイートの中からの言語検索をすることができます。
ツイッターのページの上段右側にある検索欄に検索ワードを入力します。以下の様に結果が表示されます。
今度は、ツイットガイド(@TwitGuideJapan)のツイートの全履歴のファイルを開いて、”ワールドカップ”を検索してみました。
履歴のファイルの検索結果の方が該当ツイートが多く表示されました。
このことから、最初に行ったWeb上での検索は、全ての該当を検索できていない可能性が高まりました。
ここで、別の検索を行います。検索したい目的のツイートは以下の物です。
ブロックの仕方と応用例:フォロワーを外す http://t.co/HThTJl3Dc5
— ツイットガイド (@TwitGuideJapan) 2013, 10月 19
新しい投稿のお知らせ: ブロックの使い方: http://t.co/tOdNxOaJ6x — ツイットガイド (@TwitGuideJapan) 2014, 5月 26
ツイットガイドでは、過去に”ブロック”の言葉を含む上の二つのツイートしています。一つは、2014年の5月26日、もう一つは2013年の10月19日の投稿です。
まず、Web上のアカウントの画面で、検索ワードとして、”@TwitGuideJapan””と”ブロック”を検索欄に入力します。
リターンキー、または、入力欄左の虫眼鏡マークをクリックして検索を実行しました。
検索結果は、”@TwitGuideJapan ブロックのツイートが見つかりません。”でした。
今度は、履歴ファイルを開いて、その画面で”ブロック”を検索してみます。
結果は、探していた”ブロック”の言葉を含む、二つのツイートが無事見つかりました。
ここで、今回の結果について考えてみたいと思います。
現象と疑問:
少なくとも現時点では、Web上のTwitter検索は全てのツイートを見つけ出す所まではいっていない。検索漏れがあったり、見つからない事がある。
なぜ、Web上の検索では見つからなかったツイートが、全履歴のファイルでは見つかるのか?
推測:
Web上にはもの凄い数のツイートがある。そして、リアルタイムに投稿され、その数はもの凄い多い。それら全てのツイートを検索するのは現実的に不可能に近い。また、ツイートの検索はある程度の時間枠で区切られている可能性も考えられる。例えば、投稿されたツイートが古くなればなるほど、検索で見つかる可能性は低くなる。
ツイートの性格上、タイムリーな話題、直近の出来事についてのツイートの検索の需要が大きいと思われる。一方で、古いツイート、しかもマイナーなユーザーアカウントの場合、検索の需要は非常に小さい。
これらのことから、Twitterの検索は、話題になっている物や新しいツイートは検索で見つかりやすい物の、マイナーアカウントの古いツイートを探すのには適していないと思われる。
以上、が現時点での推測です。
結果として、自分の過去のツイートを探したり、見たりする場合は、全ツイートの履歴をダウンロードして、そのファイルを開いて検索したり、見たりする方が効率的でより確実と思います。
(追記)
Twitterには、細かい検索指定ができる”高度な検索”のページがあります。冒頭で紹介した検索オプションを使用しなくても、各々の欄に入力する事で条件を指定する事ができます。
尚、ここで、上記の事例と同条件の”ブロック”とアカウント”@TwitGuideJapan”を指定して検索してみました。
結果は残念ながら、目的のツイートを見つける事ができませんでした。
オプションを使用して指定しても、高度な検索のページを使っても検索条件が同じ場合は、結果も同様となると思われます。
コメントはまだありません。