ツイッターを情報収集だけでなく、自分からツイートしたりしている人は、自分のツイッターアカウントやツイートが、実際に読まれた(アクセスした)数やどんな反応があったのか知りたいと思う人は少なくないと思います。特にツイッターで情報発信をしたり、積極的につぶやいている人はアクセス情報・解析にご興味ある方が多いと思います。
ツイッターアカウントの人気の目安の一つとして、フォロワーの数があります。しかし、ツイッターをやられている方であれば、ご存知の通り、相互フォローを宣伝しているアカウントをフォローすれば、フォロワーの数は増やすことができます。
フォロワー数とそのアカウントへのアクセス数の動向は必ずしも一致しません。フォロワー数は多くてもそれ程アクセスの無い場合もあります。逆にフォロワー数は多くなくても、アクセスが(フォロワースに比べて)多い場合もあります。
ツイッターをビジネスで使用されている方であれば、アクセス情報は非常に重要なデータです。また、ツイッターで広告を行う会社にとっては、その広告がどの程度の数のユーザーから見られているのか、そして、ユーザーの反応等の情報は欠かせない重要な物です。
これまで、ツイッターはアクセス解析のデータをTwitterの広告主やTwitter Cardsと呼ぶ拡張機能を使用しているアカウントの一部に提供してきました。
少し前にこのアクセス解析の情報がかなりの機能向上が行われました。それまでは全体のアクセス数、エンゲージメント数や率、アクセスや反応が多いツイートの情報等が提供されていましたが、今回、さらに(全ての)ツイートごとに細かいアクセス・反応のデータが見れ、さらに日ごとのアクセス数も表示される様になりました。
Twitterがツイートアクティビティ ダッシュボードと呼ぶ、このアクセス解析・分析ツールのページは、つい最近(2014年8月の最後の週)から、より多くのユーザーが見ることができる様になりました。
以下はアナリティクス、ツイートアクティビティ ダッシュボードの画面です。
ツイートアクティビティ・ダッシュボードの主な機能特徴
- あなたのツイートに人々がどのような反応をしているのかをリアルタイムで表示する。
- あなたのツイートのアクティビティを月単位で比べ、どの様なツイートのトレンドとなっているかを把握する。
- ツイートをクリックすると、リツイート、返信、お気に入り、フォロー、クリック等の数の詳細なデータが表示される。
- あなたのツイートのメトリクスをダウンロードすることができる。
この様なツイッターのアクセス解析のページをご覧になるためには、Twitterにログインン後、ブラウザを使用してツイッター・アナリティクスのアドレス、analytics.twitter.comにアクセスして下さい。
アクセス解析のページを見るのには、先にTwitterのアカウントにログインしている必要があります。ログインせずに、いきなりツイッターアナリティクスのアドレスに行くと以下の様な表示がされます。英語ではなく日本語のページが表示されるかもしれません。
上のページになってしまった場合は、Twitterのページを開いてログインした後、もう一度、アナリティクスのページにアクセスしてみて下さい。
下の画像はTwitter Help CenterのTweet activity dashboardのページからの引用です。ダッシュボードの使い方の簡単な説明があります。一番上の画像とあわせてご参照下さい。
① アクセスした人の数とツイートへのエンゲージの情報: ツイートをクリックすると、そのツイートの詳細ページが開かれます。
② チャートはあなたのツイートがどのように見られエンゲージされるかの推移が表示されます。
③ ツイートメトリクスをダウンロードします。
以下に例として、ツイットガイドのTwitterアカウントのアクセス解析ページの機能を紹介をします。
ページの上には過去28日間の日ごとのアクセス数(インプレッション数)がグラフで表示されます。また、28日間の合計のアクセス数と前回の28日間のインプレッション数からの増減が表示されます。
その下にツイートがタイムラインで表示され、ツイートの右にインプレッション、エンゲージメント、エンゲージメント率が表示されます。
さらにツイートをクリックするとそのツイートの詳細が表示されます。
グラフの上に”最初の24時間のインプレッション数”とタイトル表示されていますが、24時間ではなく、過去数日間を4時間単位でインプレッション数を表示したグラフです。
このグラフはツイートが多くアクセスがあった時間帯等を知る参考、目安にもなります。例えば朝にアクセスが多い等の時間帯によるトレンドが見られるかどうかと言った分析にも役立ちます。
エンゲージメントの具体的な詳細、リンクのクリック、リツイート、詳細のクリック、返信、お気に入りがそれぞれの数が表示されます。
現時点でこのツイートアクティビティ・ダッシュボードにアクセスできるのは、日本語、英語、フランス語、スペイン語で主にツイートしているアカウントに限定されます。さらにアカウントは作成後最低14日を経過しているのが条件です。また、Twitterの規約に違反していたり、削除、制限されたりしていないアカウントのみ使うことができます。
非公開アカウント(鍵付き・プライベート設定)も、アクセス解析ページが見ることができません。
ビジネスのアカウントの場合、このアクセス解析の情報は非常に重要で参考になると思います。細かい解析・分析例等について、別途、”ツイッタービジネス活用”の方で記事を投稿する予定です。
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