ブロックは、自分のアカウントをフォローさせない防衛的な機能です。しかし、場合によっては、ブロックする前に知っておいた方が良いことがあります。ここでは、ブロック検討するを事例、注意事項について紹介致します。
先に一つ申し上げておきたい注意事項として、ブロックしたアカウントをリスト表示するページや機能は、ツイッターにはありません。サードパーティのアプリケーションで用意されてはいます。
ブロックを使う、使うことを検討する状況は大きく分けていくつかに分かれます。状況例ごとに具体的に説明致します。これらの中で、特に注意が必要なのは、例4の場合です。
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例1) スパムアカウントや怪しげなアカウント、明らかに営業目的またはこちらとしては望まないい何か目的があってフォローされてしまった。
何となくフォローされているのが嫌な感じ程度から絶対に嫌と言う様な拒絶的な場合もあると思います。関わり合いたくない、相手側のアカウントのフォローしているリストの中に自分のアカウントが含まれているのが嫌だと言う様な場合もあると思います。
これらの場合、ブロックは非常に有効な手段・オプションと言えます。ブロックをすることで、フォローを断ち切り、以後フォローさせない。これで、少なくともそのアカウントとの関わりは完全にシャットオフできます。
例2) 自分のアカウントを公開から非公開に変更した。または、変更を検討中。非公開にした場合に、公開時にフォローされていた良く知らないアカウントからのフォローを取り消したい。
自分のアカウントを非公開にする場合、そのアカウントのツイートを公開する相手を知人だけにしたい、または、絞りたいと言うことは現実的に起こりやすいケースだと思います。
知らないフォロワーのアカウントをブロックする場合、相手に自分がブロックしたことを知られても構わない場合は特に気にせず、単にブロックすれば良いと思います。
また、知らないフォロワーのフォローを断ち切りたいけど、相手にブロックした(する)ことを悟られたくない。できるだけ穏便に、静かにフォローアカウントの数を絞りたい。と言う場合もあると思います。
その場合は、一旦、ブロックしてフォローを断ち切り、その後でブロックを解除することで、相手のフォローをキャンセルすることができます。
関連記事:ブロックの仕方と応用例:フォロワーを外す
しかし、その相手があなたへのフォローがいつの間にかなくなっていることに気づき、再びフォローしようとする可能性はあります。
非公開に変更している場合は、フォローリクエストを拒否すれば、その相手と繋がることはありません。公開の場合は、相手から再びフォローされる可能性があります。その様な時で、相手にフォローしてもらいたくない意思を示すのであれば、ブロックしたままにするのも一案です。
例3) 公開アカウントでお互いにフォローしあっていたが、その後、そのアカウントとの付き合いを止めることを検討している。または、そのアカウントとの付き合いを極力避ける、距離をおきたい場合。
個人アカウントで、他のアカウントからブロックされると言うのは、殆どの人が大なり小なりショックを受けることだと思います。
その相手との付き合いが極度に悪化した場合は、ブロックしてもお互いに納得できる場合もあると思います。しかし、関係がそこまで悪化していない場合は、距離をおきたい、あまり関わり合いたくない程度の気持ちの場合もあるかと思います。
その場合は、ブロックよりもミュートが適していると思います。ミュートは相手に知られずに、相手のアカウントのツイートを受信しなくする機能です。
詳しくは、関連記事:ミュートの特徴と使い方をご覧下さい。ミュートの場合は、相手とダイレクトメッセージでやりとりもできますし、@ツイートも受信できます。ブこれらの機能はブロックしている相手とは使えません。
例4)嫌がらせや中傷する、不快なメッセージ、@ツイートを送ってくる相手がいる。
この場合、ブロックするのが妥当です。しかし、注意が必要です。
ブロックをすれば、この相手からフォローされている場合は、フォローを断ち切ることができます。また、以降、フォローすることはできなくなります。
また、自分側がフォローしていないとその相手はダイレクトメッセージをあなたに送ることはできません。つまり、嫌がらせや不快なダイレクトメッセージを送ってくる相手に対しては、フォローを解除すれば、それ以降、相手はダイレクトメッセージは送れなくなります。
ここで注意すべきことは@ツイートと@返信です。
世の中には色々な人がいます。偏執狂のような人もいます。仮にブロックしても、その様な人はしつこく@ツイートで嫌がらせのメッセージを送り続けてくる可能性があります。
ここで非常に重要な注意事項は、その相手が投稿する自分のアカウント宛の@ツイートや@返信は、自分のアカウントからは見えませんが、そのアカウントをブロックしていない第三者のアカウントからは、その嫌がらせの中傷@ツイートや@返信が見れることです。特にあなたのアカウントのツイートに対して@返信したメッセージは、あなたのツイートの詳細を開くと見えます。
ブロックしている相手がしつこく嫌がらせの@ツイートを送り続けた場合、その嫌がらせの@ツイートはあなた以外のほとんどの人が目にする可能性があります。
また、相手があなた宛に@ツイートした時、”ブロックされています”、”ブロックされているので相手からは@ツイートは見えません”と言ったメッセージは表示されません。つまり、送信側からは一見無事に@ツイートが送れている様に見えます。
ブロックした後、知っておいた方が良いことの例
ここで、具体的に画面で本事例を紹介します。
事例: ツイットガイドのフォロワーのツイットガイド・テストをブロックする。ブロックされたツイットガイド・テストが、ツイットガイドのツイートに対して中傷する@返信を送った。
ツイットガイドのアカウント画面から、フォロワーリストの中のツイットガイド・テストのアカウントを開きます。フォローボタン隣の歯車マークの設定ボタンをクリックし、表示されるドロップダウンメニューの中から”ブロックまたはスパム報告”を洗濯する。
ブロックまたはスパム報告のショウウインドウが開かれます。ブロックする対象のツイットガイド・テストのユーザー名が赤字で表示され、チェックボックスがチェックされています。その下に”お困りの内容”の選択があります。ここでは、“このアカウントは迷惑です”を選びます。
ここで、赤の”ブロック”ボタンを押します。これで、ブロック完了です。
ツイットガイド・テストのアカウント画面に行くと、”ブロック中”と表示されています。
ここで、一旦ツイットガイドをログアウトし、ツイットガイド・テストにログインします。ツイットガイド・テストのフォローはブロックにより解除されたため、ツイットガイド・テストのタイムラインにはツイットガイドのツイートは表示されなくなります。
しかし、ツイットガイドのアカウントに行けば、ツイットガイドのタイムラインを見ることができます。尚、ツイットガイドが非公開のアカウントの場合は、見ることができません。
ここで、ツイットガイドのツイートに対して、ツイットガイド・テストが中傷する@返信を行います。ちょっと見づらいですが、下の画面の@返信入力欄にメッセージを入力し、ツイートボタンを押します。
すると、問題なく@返信が送れたとのメッセージが一瞬表示されます。さらにツイットガイド・テスト側には通常の@ツイート、@返信の中に表示されています。
下の画面は、@返信のツイートの画面です。
ツイットガイド・テストをログアウトして、ツイットガイドにログインします。ツイットガイドでは、通常、@返信を受け取った場合、通知に表示されますが、通知表示はされていません。ツイットガイド・テストからの@返信されたツイートを開いても、返信のツイートは表示されていません。
ツイットガイドは、ツイットガイド・テストをブロックしているので、ツイットガイド・テストからの@ツイートや@返信は表示されなくなります。つまり、見て気分の悪くなる様な中傷ツイートを見ることはなくなります。
しかし、ツイットガイド・テストの中傷@返信は、ブロックしていないアカウントやツイッターのアカウント無しで参照するユーザーからは見えます。
以下に、例として、ログアウトせずに、ツイットガイドのタイムラインを見てみます。例として、ツイットガイドのプロフィール画面です。
ここで、ツイットガイド・テストが@返信したツイート(タイムラインの一番上)の詳細を開きます。
ツイットガイド・テストからの@返信が表示されています。
つまり、”ブロックした相手が、ブロックされた後も、中傷する@返信等を行い続けた場合、自分は中傷が続いていることに気づかないが、周囲にはその中傷@返信等が変わらずに見えている”状況に陥ります。
自分が見えないだけで他の人に自分を中傷するコメントが見えるのを不快に思う人も少なくないと思います。つまり、ブロックをしても、その相手がブロックを気にせずに中傷を続ける可能性はあると言うことです。
さらに、ブロックされている側では、自分の攻撃的なメッセージは問題なく表示されているので、中傷を止める歯止め的な表示は何もされないと言うことです。
中傷の度合いにもよりますが、あまりにも度を超えた承服できない迷惑なツイートを受けた場合は、単にブロックするだけでなく、Twitterに違反通告した方が賢明だと思います。
Twitterへの違反通告は、上の画面で紹介した、ブロックの申請後のウインドウで、”迷惑行為をしているので報告する”を選択し、フォームに記入する必要があります。
違反報告の通知については、次に投稿しています。
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