”躊躇している人へ”でも書いた通り、ツイッターのアカウントを持たなくても、ブラウザーでお気に入りのツイッターのアカウントを訪問(覗けば)すれば、そのアカウントのツイートやプロファイルを見る事ができます。
自分からツイートをすることに抵抗感がある人にとって、「自分はツイート・つぶやきたくない。ツイートは自分が見たい時に見れるので、アカウントを作る必要はないのではないか?」と思われるのは至極自然な事だと思います。また、使い方によっては、アカウントを作る必要、意味もない場合もあります。
ここでは、”ツイートを自分からする事は基本的にしない”ことを前提とした場合での、ツイッターのアカウントを作ることによるメリットについて考えてみたいと思います。
アカウントを持たない人で、常時、数多くのツイッターアカウントを訪問している人はそれ程、多くないと思います。仮にいたとしたら、その人はツイッターのアカウントを持つべきです。
ツイッターのアカウントを作ると、お気に入りのツイッターアカウントからの情報(ツイート)を見る効率が劇的に向上します。アカウントを作ってフォローすれば、今まで各々訪問していたツイッターのアカウントのツイートは、自分のアカウントの方でまとめて見れる様になります。
現在、多くの人、メディア、企業、組織がツイッターを使用して情報を発信しています。ツイッターのアカウントを持つと、如何に多くの情報がツイッターを通して発信されているか分かると思います。アカウントがあると、それら多くの発信されている情報を効率よく受信することができます。
新聞、雑誌、TV等のメディアにとって、ツイッターは非常に相性の良い情報提供プラットフォームです。ツイッターの140字以内の字数制限は、記事等の見出しと概要を収めるのにちょうど良いサイズです。ほとんど全てのメディアが積極的にツイッターで情報を発信しています。ここで、いくつかのメディアのツイッターアカウントを紹介します。リンクの中のいくつかをクリックして、ご覧になってみて下さい。
かなり頻繁にツイートしているのが分かると思います。ツイッターは情報入手性も高いため、速報性が重視されるニュースの配信にも適しています。上に上げたメディアの会社の中でも、部門等に分かれて複数のツイッターアカウントから情報が発信されています。
ちょっと変わった例として、次に”日経新聞審査部”のツイッターアカウントを紹介します。プロファイルの紹介は、『日経新聞電子版、「ことばオンライン」の公式アカウントです。ことばにまつわるあれこれを配信します。』となっています。
こちらは現時点でのツイートは、一日に一回平均のペースでツイートしています。ちょっとしたマメ知識と言った情報で、この様なアカウントをお好きな方もいらっしゃるのではと思います。
ここで紹介したのはメディアのアカウントの本当にごく一部だけです。メディアだけでも非常に多くのツイッターアカウントがあります。
メディアだけでなく、驚く程様々なジャンルのアカウントがあり、ツイートによる情報が発信されています。
ネットで検索する様に、ツイッターのサイトまたはアカウントから、興味のあるキーワードを検索すると、該当するツイートとアカウントが表示されます。ネットでもする様に検索を使って、自分のお気に入りのアカウント(ネットではサイト)を見つけて、フォロー(ネットではブックマークや購読)したりもできます。
ツイッターのアカウントを作り、その中から自分のスタイル、好みに合ったアカウントをフォローする事で、自分のフォローするアカウントの情報をまとめて入手し、読む事ができる様になります。
また、数多くのアカウントをフォローすると受信するツイートがあまりにも多くなってしまう場合があります。その様な時は、”リスト”と言う機能を使って、フォローしているアカウントを分類し、リストごとにツイートを読んだりすることもできます。このリストの使い方については、後ほど説明します。
ツイッターのアカウントを持っていない人は、ツイッターで配信されている情報やアカウントのごく一部しか見た事がない方がほとんどだと思います。
ツイッターはスマートフォン等の携帯端末との相性も非常に良いです。スマートフォン用のアプリを使用する事で、どこでも簡単にツイッターが使えます。少し時間が空いているとき等にとても便利で時間を有効活用できる利点もあります。
ツイッターは情報収集に非常に優れています。そして、Webサイトとの相互補完の関係があります。これらの利点は使ってみると実感できると思います。
次に、実際にツイッターを始める上で知っていた方が良い事、気をつける事について紹介します。