2020年3月4日、TwitterはFleetsと呼ぶStories機能のAndroidとiOSでのテストをブラジルで開始したことを発表しました。Storiesは、競合するソーシャルメディアのInstagramやFacebookでは人気の機能となっています。
Fleetsは通常のツイートと異なる以下の様な特徴を備えています。
- タイムラインに表示されるのではなくアカウントのアバターをタップすると表示される
- 24時間で非表示となる
- Fleetsはリツイートはできない
- リアクションはDMのみ可能
- ツイートによる返信はできない
Fleets are a way to share fleeting thoughts. Unlike Tweets, Fleets disappear after 24 hours and don’t get Retweets, Likes, or public replies– people can only react to your Fleets with DMs. Instead of showing up in people’s timelines, Fleets are viewed by tapping on your avatar. pic.twitter.com/sWwsExRLcJ
— Kayvon Beykpour (@kayvz) March 4, 2020
以下のデモ画像内に”Reply by DM”(DMで返信)ボタンとハートマークなどの絵文字ボタンがFleetsの投稿の下に表示されています。アプリのDMへの反応と同様に投稿者のに対してのみ送る良いねや絵文字によるリアクションを送ることができます。
他のSNSのStoriesと同様にFleetsは、ユーザーのアカウントアイコン(アバター)をタップしない限り、表示されません。通常のTwitter タイムラインには表示されないので、タイムラインを見ているだけで勝手に再生されるようなことがなく、ユーザーエクスペリエンスを阻害しないようになっています。
ツイートは一度投稿した場合、後で編集することはできず、削除しない限り、そのまま残ります。ある意味、ツイートは恒久的(パーマネント)な性質を持っていると言えます。一方、Fleetsは24時間で自動的に非表示となるため、短期的で限定された情報配信方法です。
リツイートや他のユーザーも見ることができるリプライができないのもFleetsの特徴です。個人的なつぶやきで他人にRTなどしてほしくないようなつぶやきなどにも適しています。
テストは、モバイル端末のiOSとAndroidのアプリの機能としてテストされます。パソコンでは、Fleetsは利用できませんん。ブラジルでのテストの結果の反応が良ければ、さらに他の地域などでもテストされる可能性があります。
また、も今回発表されたFleetsの機能とは異なる形で提供される可能性もあります。
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